最近、彼の言葉に男らしさを感じる。
以前つきあっていたときには感じなかった。
復活してから。
それまでも、決して女々しかったではないけれど、
優しさや、繊細さを感じるほうが多かったから。
彼も大人になったよなーと思う。
逢わない時間に彼は成長してきたんだと感じる。
私はちっとも成長しないけれど。
優しさはそのままに、
今の彼が私には安心できる。
ぷつりと大きな吹き出物。
ゆううつだ。
浮気もんだからかな。
私の良心の呵責がぽつり。
いつもぐらぐらしてる。
誰かからかまって欲しい。
すべては自分に自信がないからなの。
彼はおしゃべりで、おしゃべりじゃない。
モノについての拘りがそこここにあるようなので
語りだすと止まらない。
ふんふん、と聞くのが私は楽しくて彼の話につりこまれる。
そのくせ、そこから一気になだれ込む。
日常と非日常の間を助走もつけずに
私を抱いて軽々とジャンプする。
どんぐりころころ、みぃつけた。
あなたと歩いた季節は、
しのびやかに移り変わっていく。
これまではいたずらに季節を通り過ぎてきた二人。
季節を重ねて、
年輪となっていくことがあるのか。
今が降り積もっていくだけ。
うれしい、といえば素直にうれしいが、
ちょっと前の私なら、ずいぶんと鬱陶しく思ったろう。
目の前にいたら、
「熱でもあるんじゃない?」
なんていじわるをいいそうだ。
やたらと彼に逢いたいな。
しみじみと彼の顔をみつめたら
目がそらせなくなってしまった。
だって・・・
かわいいんだもん。
次の約束などないのだから、
瞳に焼き付けられたらいいのに。
ただいま、恋愛体温上昇中。
あなたと私、
離れたり、またこうして近づいたりだね。
そういったら、
『もう離れないでいようよ。』
というあなた。
ずっと一緒もいいけれど、
離れてもまた会えると思うほうが
私にはしっくりくるな。
そう思いながらも
あなたにはまた引き寄せられる気がしてる。
あなたと食べると
コンビニの冷やし中華もデザートも
どんな高級なご馳走よりおいしい。
明日は会えると思うと、
眠気が吹き飛ぶから不思議。
もったいなくて夜長を彼を思って眠らずにいたくなる。
話したいこと、どこから話したらいいだろう。
お誕生日のこと、
名前のこと、
彼に関するあれこれ、を私は少しずつ知りたい。
いまさら、だけれど。
いつからだって遅くないのだから。
彼からメールあり。
期待してないから来たときがうれしい。
頭の中では、「ヤッホー」と小躍りしてるくらい。
それから、じわじわ~と、そのうれしさを味わう。
数行のメールでこんなに喜ぶようになるとは、
彼にずいぶんと飼いならされたものだとおもう。
なかなか返信はしない。
返信しちゃう、と
また返事が欲しくなったりするといけないからね。
やっぱり天邪鬼だ。
世の中に偶然なんてないと思う。
見えない糸がはりめぐらされてるみたい。
ただ、あまりにタイミングがよすぎて
一度はうれしくなり、
その後こわくなる。